累計600人を指導したバイヤーが語るBUYMA(バイマ)の初出品方法まとめ【2019年度版】

こちらの記事は2019年3月24日に初執筆し、随時更新していきます!
どうも!浪速のWEB屋、和田(@naoya_naniwa)です。
今日はBUYMA(バイマ)で、めでたくパーソナルショッパーになった皆様を迎え撃つ最初の壁。
『商品登録!』
について網羅的に解説していこうと思います。
BUYMAの出品に関することは、基本この記事を読めば解決するようにしますので
読みながら作業してみてくださいね!
- BUYMAで初めて商品登録をする人
- BUYMA商品登録を見直したい人
- 受注が得やすい商品登録の仕方を学びたい人
もくじ
1、出品する商品を決める(リサーチ)
それでは早速商品登録・・・の前に、出す商品をリサーチしなければなりません。
BUYMAは適当に商品をダーーーーーって出すだけで売れるほど甘いものじゃないので
できる限り売れる可能性が高い商品を出していく必要があります。
そこで僕がオススメするのが
- 今まさに売れている人気商品(人気順リサーチ)
- これから売れるであろうトレンド商品(トレンドリサーチ)
この両面からのリサーチになります。
人気順リサーチというのは、今まさに爆発的に売れている商品のことで
具体的に言うとStella McCartneyのファラベラ(バッグの名前)や、Balenciagaのバックなどがこれに当てはまります。
一方で、トレンドリサーチというのは、これから売れるであろう商品のことで
今(3月)ですと、これから春夏になって暖かくなるにつれて売れていくもの(カゴバック、サンダル、ワンピース、アクセサリー類、Tシャツ、水着、キャップ、デニム素材の物、白スニーカー)をリサーチする方法になります。
詳しいリサーチ方法・考え方については既に
・プロが語るBUYMA(バイマ)で最速で売上を作る初心者用リサーチ方法まとめ【前編】
・プロが語るBUYMA(バイマ)で最も大切なのは『売上をじわじわ伸ばせる仕組み作り』であるということ【後編】
↑こちらの記事で解説しているので、是非チェックしてみてくださいね。
また近日動画も撮影してこちらに載せます!(随時更新)
2、出品する商品の画像を保存する
それでは出品する商品が決まったら、まずは商品の画像を保存しましょう。
今回はこちらの商品を出品するとします。
これはサイトの仕様によって異なるのですが、
こちらのサイトの場合はこのページ上では画像の保存ができないようになっているので、画像左下の「VIEW FULL SCREEN」をクリックして、画像が拡大表示されると右クリック保存できるようになりますので、そうやってどんどん保存していきます。
また、サイトによってはどうやっても右クリック保存ができない時があるので、その時はスクリーンショットすればOKです!
Windowsの場合は「Snipping tool」というツールで、Macの場合はキーボードのcommand+shift+4で範囲選択してスクショするのが一番簡単かと思います。
3、出品する商品の画像を編集する(1枚目だけでOK!)
さて、画像を保存し終わったら、出品画面の顔となる1枚目の画像だけ編集していきましょう!
そのままでも大丈夫なのですが、画像加工すると他の出品と差別化することもできますし、ブランドの世界観を出すこともできるので、画像加工はできる限りやった方が良いです。
画像加工に用いるソフトはなんでもいいのですが
- ペイント(無料)
- Googleスライド(無料)
- Gimp(無料)
- Pixlr Editor(無料)
- Photo Shop(有料)
あたりを使っているパーソナルショッパーさんがほとんどです。
ちなみに僕はPixlr Editorを利用することが多いです。(画像加工によって使い分けています)
ものすごくかっこいいデザインですよね!
Pixlr Editorは無料で利用することができるのですが、フォトショップでできるような難しい加工も割とできちゃうのでオススメです!
画像加工のやり方については、また動画を作成してこちらに掲載しますね。
4、商品コメントを作成する(事前に作成するのがオススメ!)
さて、画像の準備ができたら、次は商品コメントを書いていきましょう!
コメントは商品登録画面で書くこともできるのですが
いずれ出品に慣れてくるとリサーチを50件ぐらいしてから、一気に画像加工して、一気に商品コメントを作って、一気に商品登録していった方が早く登録できるので(一つの作業に集中するということ)、先に商品コメントを作っておく方がオススメです。
そして質の良い(お客さんに購入されやすい)商品コメントのコツは
しっかりと型を意識して書いていくことです。
型は各自が自由にアレンジしていくのが一番なのですが、ここでは僕がよく使っている型をご紹介しますね!
オススメの商品コメントの型(こういうこと書けばいいよ集)
- 色・サイズについて(機能面)
- 素材について(機能面)
- 用途について(機能面)
- 着用シーンの情景(感情をグサ!)
順番が変わってもいいので、こういうことについて書いておくと
商品の購入を検討しているお客様の背中を押してあげやすいです。ダチョウ倶楽部です。
それではさっきの商品を例に書いてみますね!
Balenciagaの大人気エブリデイトートバッグ。
今期のトレンドでもあるホワイトカラーのアイテムで、
上品なレザーがコーディネートをぐっと引き締めてくれます。
ちょっとしたお出かけやデートにも最適なXXSサイズで、華奢な女性にもフィットしやすく
取り外し可能なショルダーストラップ付きで、ショルダーバッグや
クロスボディスタイルとしてもご活用いただけます。
主張しすぎないデザインが、大人の女性に愛される理由。
頑張った自分へのご褒美にいかがでしょうか。
はい。今ダーーッと勢いで書いてみましたが、だいだいこんなことが書けていればOKです!
(ちなみに最後の「頑張った自分へのご褒美にいかがでしょうか。」で分かると思いますが、今回は普通のOLさん向けに書いてみました。かなりのキャリアを積んでいる女性や、女性にプレゼントしようとしている男性はターゲットの外です。)
慣れたら自分だけのキーワード集を作って、そのキーワードを混ぜていくのもオススメです。
ブランド毎のテンプレートも作ってみるといいかも!(僕はほぼそれだから、商品コメントそんな書かない)
5、いざ、商品登録へ!
それではいよいよ、実際にバイマに商品を登録する手順・コツをお伝えしていきます。
商品画像
はい。ここに関してはコツもなにもありません。笑
先ほど作った画像をドラッグアンドドロップしてくださいませ。
商品名
商品コメントはBUYMA内外からのアクセスを集めるために、キーワードを盛り込んでいく必要があるので
ブランド名英文字+ブランド名カナ文字+商品名+カラーなどといったワードを入れておくと良いです。
また、パソコンからBUYMAを見ているユーザーからの
自分の出品商品をクリック率を増やすために、商品名の左側に簡単な煽り文を入れておくのもオススメです。
例えば
【あの○○さんも愛用】Balenciaga バレンシアガ エブリディトートXXS ホワイト
みたいな感じです。
他にも
【数量限定】【大人気】【完売必至】【奇跡の再入荷】などもよく使われるワードになります。
商品コメント
こちらは先ほど作った文章をコピペしちゃいましょう!
他にも箇条書きで取引の注意事項を書いてる人が結構いらっしゃいますが、お客様の購買意欲を下げないように、書くなら3行以内でコンパクトに収めるのが無難です。
カテゴリ
こちらは該当のカテゴリーを選択しましょう!
3Wayの商品などでは、最も使われるであろうスタイルを選択するのが普通ですが、
わざとズラしてあんまり使わないスタイルで登録するのも差別化として有りです。
例えばハンドバックとして活用する人が一番多いバッグを、敢えてショルダーバッグとして出品するなど!(ストラップがついてるなら)
ブランド
こちらは該当のブランドを選択してください。
説明することねぇ!!!笑
シーズン
こちらは該当のシーズンを選択するのですが、たぶんバイマを始めたばかりだと
自分が出品する商品がどのシーズンに当てはまるのか分からないこともあると思います。
そういう時は出品元サイトで、新作対象になっているかどうかをまず見ましょう。
そして新作なら、最新シーズンをセレクトすれば良いです。
あとは自分以外に同じ商品を出品している人を探して、その人のシーズンを参考にするなど。
どうしても分からない場合は最新シーズンにしておけば良いですが、万が一バイマ事務局に突っ込まれた時のために「どうしてその商品が最新シーズンといえるのか」の根拠は控えておきましょう。
ちなみにアパレル業界では
SS=スプリングサマーの略。春夏
AW=オータムウィンターの略。秋冬
Cruise=クルーズコレクション
となっています。
テーマ
こちらはご自身で「このテーマに当てはまるかな?」というのを選択してください。
テーマから商品を検索するお客様もいらっしゃるので、設定しておいた方が良いです。
色・サイズ
こちらも該当の色・サイズを入力していきましょう。
もし付属品や、ストラップの有無や、サイズについての補足がある場合は、補足情報のところに記載しておきましょう。
例えば「こちらのブランドのシューズは大きめに作られているので、ハーフサイズ上がオススメです」などです。
※慣れてきてからでOKです
配送方法
僕のアカウントが特定されちゃうのでモザイクをかけてますが(笑)
こちらもご自身が利用する配送方法を追加していきましょう。
注文からの配送期間の目安が分からないと思いますが、仕入先ショップのshippingを確認すると日本までの配送日数の目安が書かれていますので、その日数に自分の受け取り日数、日本の自宅からお客様宅までの配送期間を足した日数を記載しておきましょう。
せっかくなので、皆さんがよく使うであろう配送業者の
日本までの日数はまとめておきますね!
(全て和田の経験則。状況によって前後有り。特にイタリアは遅延多いです。彼らストライキするので笑)
- USPSのPriority mail international=7日〜10日ぐらい
- USPSのExpress mail international=1週間以内
- UPS,Fedex,DHL=4〜5日が多い。伸びて1週間かな
- Royal Mail系=イギリス郵便。速達以外は10日は見ておくと無難
- LA POSTE=フランス郵便。普通郵便が約1週間。速達が約5日だけど、正味あんま変わりません(笑)
- 韓国郵便局=送料安いから基本速達使うと思いますが、3日〜4日で届きます。
- Poste italiane=イタリア郵便。10日〜14日。速達なら1週間ほど。
購入期限
※この辺はスペースがぎゅっとしてるので、1枚の画像でまとめさせていただきます。
さて、次は購入期限になりますが、こちらはどんなに長くても3週間以内がオススメです。
1ヶ月は・・・ちょっと長いというか、勿体ないですね。3ヶ月以上とかマジでありえません。
どうしてかというと、バイマでは
欲しいもの登録をしているお客様に、購入期限前に自動で「もうすぐ商品が購入できなくなりますよー!」っていうアラートメールを流すようになっているからです。
まず、この仕組みがあることで、購入期限は短く切った方がいいことがわかります。
このアラートメールによって「は!買うの忘れてた!っていうかもう買えなくなるじゃん!急いで買わないと」という顧客心理が働くからです。
また、バイマでは購入期限が切れた商品は自動的に「出品中ステータス」から「リクエスト受付中ステータス」に切り替わるようになっていて、こうなるとお客様は商品を購入できず、欲しかったらショッパーに問い合わせるしかないんですね。
で、このリクエスト受付中ステータスは、購入期限を再度設定し直す(更新する)と、自動的に出品中ステータスに切り替わって、ステータスが切り替わったタイミングで、またその商品を欲しいもの登録しているお客様に今度は「再入荷しましたよー」っていうアラートメールが届くんです。
だから購入期限は小まめに切っちゃった方がいいわけです。
ただ、あんまり短すぎるとお客様も鬱陶しく感じる可能性がありますし、何回も再入荷してると買う気も失せちゃうので、だいたい2〜3週間毎に設定するのが良いかと思います。
また、この購入期限とする日付についても、顧客心理を考える必要があって
ずばりオススメなのは
- 世間一般的なお給料日の前後
- クレジットカードの引き落としが終わった直後
になります。
なぜかというと、給料日前後の設定なら「うわ!前々から買いたいと思ってたけど、お金が貯まってなくて保留してた商品が再入荷してる!しかも今はお給料もあるし。。これって運命かも!?」って思ったりしますし(特に女性笑)
クレジットカードの引き落とし直後の設定なら「クレカ枠が空いた瞬間きたーーーー!運命!!」ってなったりするからです。(運命好きすぎだろ)
ちょっと小難しいことを言いましたが、こんな感じで顧客心理を考えて設定していくと良いですよ!
これは他の設定項目でも共通することになります。
買い付け地
はい。こちらは仕入れ先(買い付け地)の国を設定しときましょう。(シンプル!)
仕入先の所在地を調べるには、ショップのFacebookページに行って住所を確認したり、ショップのオンラインサイトのAbout us的なところから確認する方法があります。
買い付け先ショップ名
ここはBalenciaga直営店舗やBalenciaga正規取扱店みたいに入力しておくと良いです。(セレクトショップは直営じゃないので正規取扱店って入力します)
この買い付け先ショップ名を入力することで、お客様によっては信頼性を強める効果もありますので、できるだけ入力しておきましょう!
もし仕入先がバレても構わないケースであれば、もうショップ名名指しで入れちゃっていいですよ。「Barneys New York」とか。(仕入先が変わる時にお客さんに伝えないといけなくなりますが)
発送地
こちらは商品をお客様に発送する地域を入力しましょう。
日本国内で荷受をしてお客様に送る場合は、ご自身の所在地や、発送担当さんの所在地になります。
海外から直送する場合はその国ですね!
商品価格
はい、お次は価格設定になります。
ここ・・・詳しく理論を話すとハイパーーーーーーーーーー長くなっちゃうので、ざっくり説明させていただきますが
結論からいうと
- ライバルの価格よりちょっと安くする
- ライバルの価格と同じにする
- ライバルの価格見ずに好きな利益を取る
- 全部利益率一定で計算しちゃう
という4パターンがオススメです。
で、どれがいいかっていうのは
その商品の状況や、自分の出品戦略次第なので、マジで皆さんの出す物を見ないとなんとも言えません。
僕も全パターンを商品毎に変えて出してますからね。
利益率を一律で整えて出品する時が一番多いですが。
ただそれも僕が「ライバルがそもそもいない新作を主に出しているから」なので、
皆さんが出す商品がそういう商品じゃない場合は他の設定方法がベストになります。
ただまぁ、初心者の方ですと、ライバルの価格より安く出品するのはかなり難しいと思いますので
あんまり高くなりすぎない範囲で利益率は一律で決めちゃって、まずは安く仕入れることよりも出品に慣れていくことをオススメします。
くれぐれも「最安値じゃないと売れない」だなんて思わないでくださいね!
そりゃ安いに越したことはありませんが、商品が買われる理由は値段だけじゃありません。
っていうか逆に、安いと不安だからわざわざ高い商品を買うお客さんだってたくさんいますからね。
ちなみに商品価格の計算方法は
商品代金+国際送料+転送手数料(場合による)+梱包費+国内送料(場合による)+関税+消費税+BUYMA手数料+利益になります。
参考価格/通常出品価格
続いてこちらについてですが
参考価格っていうのは、日本での相場のことです。
ですので、自分の出品金額よりも直営店舗の値段の方が高かったりしたら入力しておきましょう!(入力したらセール表記になって受注率が2倍になります。by BUYMA本部調べ)
次に、通常出品価格っていうのは、出品後2週間が経過した時点で設定していた金額のことです。
そこから値段を下げて商品価格に入力し、値段を下げる前の金額を通常出品価格に入力すると、これもセール表記になります。
ちなみにこの通常出品価格でのセール表記は、再び2週間が経過すると元に戻るので注意が必要です。
関税
こちらについては、購入者の関税負担がない場合(つまり出品者であるあなたが関税を負担する場合)はチェックを入れておいてください。
ただ、国内発送の場合はそもそも購入者に関税負担が発生するわけがないので、自動的にチェックが入ります。
出品メモ
それではラスト!出品メモ!!・・・ですが、ここは自由にお使いください(笑)
ちなみに僕は使ったことがありませんwww
受注管理画面のメモはよく使うんですけどね。出品メモ・・・いる?笑
まとめ
というわけで、今回はBUYMAの出品の仕方・項目毎のコツをまとめてみました!
何事も最初は分からないことだらけで大変ですが、2週間もあれば十分慣れますので、毎日コツコツ出品していってくださいね!
明るい未来はコツコツ積み上げた先にあ・・(クサい)
ではでは!
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