BUYMA(バイマ)転売で効率良く稼ぐ方法【月収30万円超えを50人以上排出しました】
こんにちは!和田(@naoya_naniwa)です。
2014年からBUYMAパーソナルショッパー&コンサルタントとして活動しており、これまでに月収30万円超えのバイヤーを50人以上排出してきました。
今回は効率良くBUYMAで稼ぐ方法についてお話していきます。
具体的なノウハウが多いので、「BUYMA転売って稼げるの?」という完全初心者の方は下記の記事もオススメです。
現役のプロバイヤーがBUYMA(バイマ)で月収10万円稼ぐ9ステップをまとめてみた
- BUYMA転売を始めようと思っていて、概要を知りたい方
- BUYMAを既にされていて、効率よく売上を伸ばしたいと思っている方
- BUYMAを副業として取り組まれていて、時間効率を上げたい方
※ちなみに「転売」という言葉は個人的に苦手で、普段は「BUYMA物販」と呼んでいるのですが
「転売」と検索する方が多いみたいなので、今回は転売でいきます。
もくじ
- BUYMA(バイマ)転売で効率良く稼ぐ方法
- 今まさに売れている商品のメリットとデメリット
- これから売れるであろう商品のメリットとデメリット
- 重要なのはそれぞれデメリットをかき消す策を講じること
- 今まさに売れている商品のリサーチ方法
- 1、できるだけ新シーズンを狙う
- 2、細かく細分化して、ニッチな領域で売れている商品を見つける
- これから売れるであろう商品のリサーチ方法
- 1、ファッションについての知識やトレンドを知るための習慣を作る
- 1、WWD・Fashion Press・Hypebeast等デジタルマガジンを定期的に読む
- 2、最寄りのセレクトショップや直営店舗でリサーチ
- 3、街中散策
- 4、雑誌リサーチ
- 5、ランウェイリサーチ(中上級者向け)
- 2、出品の外注化を行う
- ハイブリッド戦略がオススメです
- 余談:バイマはまだ稼げるのか?
BUYMA(バイマ)転売で効率良く稼ぐ方法
結論から言うと、「競合しにくい状況で人気商品を出しつつ」「2〜3ヶ月後に売れるであろうトレンド商品を外注さんに沢山出品してもらう」です。
業界用語を使って申し訳ありませんが、これは
- 人気商品追い
- トレンド追い
と呼んだり
- ビジネスバイイング
- ファッションバイイング
と呼んだりもします。
今回は分かりやすいように
- 今まさに売れている商品
- これから売れるであろう商品
という風に切り分けていきますね。
今まさに売れている商品のメリットとデメリット
メリット
とにかく売れやすい。結果が出るまでが早い。リサーチしやすい。結果がイメージしやすい。1個の商品が何回も売れて楽。
デメリット
リサーチしやすいが故に競合が増えやすい。結果、薄利多売になりやすい。商品単位のメンテナンスが必要。
具体的な例としては、Balenciagaのミニ財布やパーカー、ヴィトンのお財布、セリーヌのバッグ、有名ブランドのロゴ入りTシャツ、有名ブランドの白スニーカー、韓国デザイナーズブランドなどなど。
これから売れるであろう商品のメリットとデメリット
メリット
出品者が少ないので利益率が高くなりやすい。ターゲット顧客がファッション感度が良い方なので、ファッションにお金を使ってもらえやすく、高値で販売しやすい。ライバルに真似されにくい。出品を自動化しやすい。
デメリット
売れている商品の後出しではなく、これから売れる商品の先出しなので、頭を使う。ファッション雑誌やセレクトショップ実店舗などでトレンドをリサーチするので、そういうのが苦手な人は最初ちょっと苦しい(2ヶ月ぐらいで慣れますが)。売れるまでに時間がかかる。売れるまでに必要な出品数が多くなる。出品外注の仕組みが必須。
具体例としては、ベルルッティのネクタイ、ドルガバのドレス、ディオールのセットアップなど「大衆層のお客様が買いづらく、ハイエンド層のお客様が買うような商品」だったり、2019年11月19日現在ですと、2020年SSの新作アイテムや、厚めのダウン、ロングブーツ、水着(冬のバカンスで海外旅行に行く方用)、クリスマス特需に備えたアクセサリーやマフラー、手袋などが当たります。
※ちなみにこの販売手法をBUYMA業界では「高値売り」と呼んだりもします。
重要なのはそれぞれデメリットをかき消す策を講じること
上記までがそれぞれの戦略におけるメリットとデメリットになるのですが
どちらにもデメリットが存在する以上、別にどっちが良いって話じゃないんですね。
どっちでも稼げますし、両方を5:5の割合でやっても大丈夫です。
でも、これから「効率的に」稼ぎたいということでしたら
どちらをやるにしても「それぞれデメリットをかき消す策」を講じる必要があります。
するとどっちをやっても、稼ぎやすいポジションを獲得することができるわけです。
そこでそれぞれのデメリットをかき消すようなリサーチの方法を公開します。
今まさに売れている商品のリサーチ方法
こちらの攻め方のデメリットは
リサーチしやすいが故に競合が増えやすい。結果、薄利多売になりやすい。
ということがありますので、ここをかき消すために
「競合が少なく(現れにくく)、でも見込みの高い商品」を見つけるリサーチをしていきます。
ポイントは
- できるだけ新シーズンを狙うこと
- 細かく細分化して、ニッチな領域で売れている商品を見つけること
です。
それぞれ理由を説明しすると
1、できるだけ新シーズンを狙う
BUYMA内を全体検索してしまうと、半年前に出品されている商品や
中には1年前に出品されている商品も出てきてしまって
そういう商品に限って、人気順上位に表示されていたりします。
理由は様々ありますが、分かりやすいケースですと
「もう店舗では取り扱われてなくて、過去に在庫買っていて、今もなお抱えている」ということがあります。
そういう商品をこれから後出ししようとしても、そもそも買い付けができませんし、無意味なので
だったらもう表示されないようにしましょう。
また、理由2として
せっかく出品するのでしたら「1ヶ月しか持たない商品」じゃなくて
「3ヶ月以上売れ続ける見込みのある商品」を出品した方が効率が良いです。
だから新シーズンを狙うべきなんですね。
これは例えば今(2019年11月)でしたら、この秋冬物の中でもっとも最近登場した商品や、2020年SS(春夏)の商品です。(かといって季節外れなものを出しても売れにくいので、SS商品でも今でも使えそうなものを選ぶと良いです)
11月に、9月や8月に出品されている商品を出すのは
既にライバルも現れてますし、その商品の人気ももうすぐ終わるので効率が悪いのでスルーしましょう。
そういう意識を持つだけで、リサーチのしやすさがかなり変わるはずです。
2、細かく細分化して、ニッチな領域で売れている商品を見つける
例えば、「ブーツ」「マフラー」なんかで検索するのは最悪です。
同じ理由で「サンローラン」「ナイキ」「ディーゼル」なんかで検索するのも最悪ですね。
何故ならこういう抽象度の高い検索をしちゃうと、人気順上位にあるのはライバルがめっちゃ強い超人気商品ばかりだからです。
そういう商品を後追いするのはキツすぎるので(仕入れ力があれば別)、基本的には戦わない方向でいきましょう。
余談ですが、ビジネスの鉄則は「戦わないこと」です。
戦った時点で半分負け確だと思ってください(笑)
では、どういう風に検索すれば良いのかというと、絞り込み検索をめいっぱい使って掘り下げていってください。
例えば、「ブーツ」というキーワードのみで検索するのではなくて
キーワード:「ブーツ」
絞り込み検索:価格帯2〜5万円、国内配送、ノーブランドを除く
という風に検索したり
「ブーツ」と検索すると、関連キーワードとして
「ムートン ブーツ」や「ニーハイ ブーツ」なども出てくるので、それらで絞り込んでいきましょう。
ブロガーの方がキーワードを複合キーワードで選定するのと同じ要領で、バイマもキーワードを複数合わせることで、細分化していくのがオススメです。するとライバルが少なく、需要もある商品が見つかります。
これから売れるであろう商品のリサーチ方法
こちらの攻め方のデメリットには
- ファッション雑誌やセレクトショップ実店舗などでトレンドをリサーチするので、そういうのが苦手な人は最初ちょっと苦しい(2ヶ月ぐらいで慣れますが)。
- 売れるまでに時間がかかる。売れるまでに必要な出品数が多くなる。
ということがあるので、これをかき消し、メリットだけを得る方向に持っていきます。
具体的にやることは2つです。
1、ファッションについての知識やトレンドを知るための習慣を作る
2、出品の外注化を行う
それぞれ説明していきますね。
1、ファッションについての知識やトレンドを知るための習慣を作る
ファッションはセンスですが、センスは「鍛えられます」。
実際僕も最初は「裏地ってなに?」「ブランドってシャネルとヴィトンとコーチとブルガリ以外にあるの??」ってぐらい全くファッションが分からなかったのですが、鍛錬で身につけました。
また、僕が教えてきた人も同じく鍛錬で身につけています。
鍛錬法は以下の通りです。
1、WWD・Fashion Press・Hypebeast等デジタルマガジンを定期的に読む
→上記メディアを中心にインプットして、気づいたことをメモしていき、出品アイデアを作ります。
僕のコンサル生には毎日読むように伝えていて、日報で必ず気づきをアウトプットしていただいています。
2、最寄りのセレクトショップや直営店舗でリサーチ
→何が置かれているのか、どういうコーデを提案しているのかを見にいきましょう。
日本は店員さんに話しかけると色々教えてくれますので(海外だと全然教えてくれません)、気軽に話しかけてみてくださいね。
ちなみに買う必要はなくて、「買わないのに申し訳ない」とか考える必要もありません。
理由は、そもそも高級ブランド店に来るお客様自体も10来店中10回買うことなんて無くて、
10回中3回とかが普通です。(と、いろんなハイブランドの元販売員の知り合いが仰ってました。)
最初はいっぱいリサーチさせていただき、出品して商品を売って、買い付けに来たら良いのです。
僕も今通っている店舗のほとんどがそうなっています。成長して販売員さんにも貢献してあげましょう!
3、街中散策
→街中を歩いているだけで、ファッショントレンドは抑えられますので
「どういう場所で」「どういう人が」「どういう服装をしていて」「どういう雰囲気になっているのか」
を分析するようにしましょう。
4、雑誌リサーチ
→ファッション雑誌には、今まさに人気な商品や、これから人気になる商品や、ファッションのトレンド、コーディネートなどの情報が満載ですので、一番手っ取り早く出品アイデアを見つけることができます。
BUYMAで自分が狙う客層が読みそうな雑誌を選んで、2〜3ヶ月間読みつつ、「こういうの出したら売れそうだな!」というアイデアをどんどん出品に移していってください。
※注意※
雑誌の画像を使って、載っている商品をそのまま出品するのは禁止されています。
出品するなら別のところから画像を拾ってきたり、あるいは雑誌に掲載している商品ではなくて、その商品の特徴を抽象化して、派生した商品を出品していくと良いですよ。(例:エルメスのメンズブーツが特集されていた→ハイブランドのメンズブーツを複数ブランドピックアップして出品してみよう)
5、ランウェイリサーチ(中上級者向け)
→こちらは中上級者向けの内容となりますが、YouTubeに各ブランドのランウェイ動画が載っているので、そちらをシーズンが変わる度にチェックして、今季のトレンドやデザインを把握するようにしましょう。
例えば2019AWのコレクションですと、男性のモデルが女性物にも見える小さなショルダーバッグを身につけているケースが良く見受けられましたが、そこからも出品アイデアが思い浮かびますよね!(例:ファッション感度が高いお客様を狙って、ハイブランドの該当アイテムを高値でメンズカテゴリーに出品。)
他にもInstagramでリサーチする方法なんかもあるのですが、だいたいこの辺を抑えておくと
「BUYMAではまだ売れてないor少ししか売れてないけど、これから売れそうなお宝商品」を見つけられるようになります。
2、出品の外注化を行う
出品の外注化については、過去に別の記事でまとめてあるので
ご興味がございましたら、そちらをご覧ください。
パート1.
【保存版】BUYMAで売上伸ばしたければ外注化しろ!外注化の基礎知識編
パート2.
【完全保存版】BUYMA(バイマ)で出品外注さんを募集する際のポイント全まとめ
ハイブリッド戦略がオススメです
というわけで今回は「今まさに売れている商品」と「これから売れるであろう商品」についてお話してきましたが、これらをハイブリッドで出品に組み込んでいくと、かなり効率的に売上を上げていくことができます。
ステップとしては
- 人気商品を自分で30品出す
- 感覚が付いてきたら外注さんを雇って、外注さんに「これから売れるであろう商品」を任せる(月500〜1000品理想)
- ファッションセンスを鍛えるトレーニングを続ける
- 外注化に慣れてまた手が空いたら、人気商品リサーチに徹する
- 仕入れ先開拓はずっと定期的に続ける(海外買い付け+直営店直送+VIP交渉)
という感じです。
今回の記事で説明してないこともありますが、この記事でだいたいイメージが掴めていたらOKです。
みんなで効率的に稼いでいきましょう!
余談:バイマはまだ稼げるのか?
ここからは余談です。
ネット上で「オワコン」という表現をされている発信者の方もいらっしゃるようですが、BUYMAの市場規模は年々右肩上がりに上がっており、パーソナルショッパーの売上もずっと上がり続けています。
この世界にはBUYMAだけで月収500万円稼ぐバイヤーもいれば、月収5万円も稼げない方もいますが
別に人として能力が高いとか低いとかじゃなくて、ただ単に「販売力」「仕入れ力」の差なんですね。
僕自身、もともとは何の能力もない若造でしたが
5年間バイマを実践して、最高でメンズランキング5位を取れていたりもします。
また、今まで数百人の方にBUYMAを教えてきましたが
結果を出した人は皆、物凄い天才だった・・・というパターンはありませんでした。
みんなスタートはどこにでも¥いる会社員の方、主婦、学生、ニート、フリーターの方で
いろんな荒波に揉まれながら成長してきたのです。
BUYMA(というなんでもそうですが)は努力です。
鍛錬とPDCAで、他の事業同様に当たり前のように結果は出せます。
その努力を「才能があっただけ」と片付けられたらたまったものじゃないので、僕のブログでは彼らの背景を全て公開しています。
みんながどれだけ積み上げているのか。どんな人が稼げているのか。の参考になりましたら幸いです。
それでは、また!
p.s.
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