ビジネスは集客をしすぎると売上が落ちる。入場客数が売上と顧客満足度に関わる理由を解説しよう
どうも、本ブログの1人リーダー和田(@WorldBuyersShop)です!
今日の記事はビジネス中級者向けの内容です。
いきなりですがあなたは『ついこないだまでお客さんが溢れるほど来てたのに、最近どうも調子がおかしい・・・』という悩みを抱えたことはありませんか?
考えられる要因は色々あるのですが、その中でも今日は「集客した客数と集客したお客さんの質」にフォーカスしてお話していきたいなと思います。
ビジネスはお客さんを選ぶべき論
以前、僕がメールマガジンで輸入ビジネスのコンサルティングの募集をした際、「答えは絶対に教えません」って何度も繰り返しお伝えした結果、自走力のある人からだけご応募いただくことができて
「ヒントに気づけるよう必死にやります!」と仰ってくださる方までいらしたのですが
これは勿論狙ってまして
僕が「答えは教えません」って言うことで「答えは別に知りたくない。それより力を付けるための道標がほしい!」といった欲求を持った人が集まってきてくださり
逆に「答えが知りたい!なんのブランドが売れるのか。なにをすれば結果が出るのか。
だから僕は何かの企画の募集をする時は、わざと何度も何度も「僕は答えは教えません。ヒントは無数に出すので必死についてきてください」っていう話を伝えるようにしています。(実際はノウハウめっちゃ教えますがw)
そうすることによって、一定以上のマインドを持っている人とだけ関わらせていただくことができるようになり
いにしえの呪いである「答えくれくれ思考」を解除するところは省略することができるので、空いた時間で既存のコンサル生のカバーも継続できるんですね。
つまり、高いエネルギーを内部に保留したまま、新規の方のサポートもできるってことです。
これをお金欲しさに「誰でもうぇるかむ!」ってやっちゃたり、個別コンサルティングの値段を20万円とかにしちゃったりすると
すごい数のコンサル生を持つことになって、一時的に月収◯◯◯◯万円みたいな結果を出すことはできるのですが
そうすると一人一人に注げるエネルギーが少なくなっちゃうので、「自分軸で生きられる力」を与えることができず本末転倒。。
終了のお知らせ・・・・なのです。
つまり
何かサービスを販売する者なら、お客さんはしっかりと選ばないといけない。
ってことです。
こう言うと、とても失礼なことを言ってるように聞こえると思います。
でもこれは揺るぎない事実なんですね。
こうしないと今僕を慕ってくださる人達に注げるエネルギーが少なくなっちゃうし、自分の成長のために時間を使えなくなるので、自分のためにもならないですから。(これはイコール、クライアントのためにもならない。)
で、この話は僕みたいなコンサルタントに限った話ではなく、すべてのビジネスで同じことが言えます。
テーマパークから学ぶ入場客数と顧客満足度の推移
例えば、ディズニーランドやUSJのようなテーマパーク。
お金欲しさに単価を下げまくって、入場客数を大幅に増やすとどうなりますでしょうか?
はい!先生!アトラクションの行列が長くなりすぎて、
読者さん(美人想定)
正解!!!!!グリフィンドールに+10点!!
和田直也
(なにこの茶番)
そう。
皆さんがおっしゃる通りの結末が容易に想像できますよね。(なにが「そう。」だ)
また、補足すると
増えたお客さんのサポートをするためにスタッフの数も稼働時間も増やさないといけなくなるので
スタッフも疲弊しますし経費がかさんで経営も圧迫されます。
つまり
経営者
従業員
お客様
『三方悪し』
になっちゃうわけです。(厳密に言うと三方は売り手と買い手と世間を指す。)
では、逆にきちんとお客様を選んでいたらどうなるか
これはドレスコードが必要なレストランや、ハイセンスなBarをイメージしていただくと分かりやすいのですが
変な輩(酔って騒ぐおっさんとか、学生とか、汚い人とか)は入って来れないので、お店の世界観が保てますよね?
だからその世界観を好んで来ているお客様に、お店本来の世界観を楽しんでいただいて
満足して帰っていただき、リピート率をあげることもできるし
リピート客が増えるから、焦って新規集客のために広告を打たなくてもよくなるわけです。
つまり、経費も削減することができます。
また、言い方は悪いですが
手間のかからないお客様が多いので従業員も疲弊しません。
つまり、従業員の離職率も減らせれるので、新規採用の際のコストも削減できるってわけです。
このように、メリットを言い出すとキリがないのですが
ちゃんとその空間、サービスに合ったお客様を選ぶことによって
経営者
従業員
お客様
『三方良し』
になるんですね。
(厳密に言うと三方は売り手と買い手と世間を指す。笑)
・・・っていうのは割とどこでも学べる基本的な話なので、ご存知の方も多かったと思いますが
重要なのはこういう話をちゃんと『自分事にする』ということです。
断言します。
9割以上の人は今日の話を聞いて「ふーん」で終わっています。
考えるのが面倒だからですね。
考えるくらいならお金欲しくないからですね。
つまり、別にそこまで稼ぎたくないんですよ。みんな。
だからあなたは自分のビジネスに活かせばいいのです。
みんなやらないから大きく差をつけることができます。
こと輸入ビジネス(BUYMA)に置き換えて言うと
「高値売り」はただ値段を高くすることではありません。
その背景をちゃんと理解し、ターゲットとなるお客様”だけ”を守るために「価格操作(高値にする)」という方法論を選択しているだけなんですね。
つまりは、別に値段を高くしなくてもお客様を選定できていれば『三方良し』の状態は作ることができます。(価格操作以外の方法論を取ればいい。)
あなたのビジネスを発展させるためのヒントはこの『三方良し』の状態を作ることにあります。
是非、取り入れてみてくださいね。
【三方良し】とは?
「売り手良し」「買い手良し」
「世間良し」の三つの「良し」。売り手と買い手がともに満足し、また社会貢献もできるのが良い商売であるということ。
近江商人の心得をいったもの。
byコトバンク(笑)
https://kotobank.jp/word/%E4%B8%89%E6%96%B9%E8%89%AF%E3%81% 97-514839