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【親友且つ戦友の自殺から学ぶこと】親友Sへ。今までありがとう。くっそおもろかった

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インターネットを活用した物販ビジネス、及びSNS集客・MEDIA運営のプロフェッショナルであり、ビジネスブログ「WORLD BUYERS SHOP」を一人で運営しているメンズ。趣味はダンス。踊る時の表情が豊か過ぎてみんなに「顔で踊ってるだろ」と言われること6年。”誰もが自分軸で生きやすい世界に。”という理念で講演活動を行う真面目な側面もある。旅好き。

どこから書けばいいのかとか、書き始めてどこに着地するのかとか、全く自分でもわからないのですが

この記事を読んで救われる人が一人でもいればいいと思っているし

それがSの最期を見届けた僕の役目だと思っています。

 

乱文お許しください。

じゃあ、ゆっくり書きます。

 

本筋に入る前に登場人物と近況について。

 

・友人K

小学校からの同級生。自営業。
僕のブログやメルマガでちょくちょく出てくるやつ。
友人Sに250万貸してる。

 

・友人A

こいつも小学校からの同級生。自営業。
よく和田とAとSで肉会をやってた。
大阪の焼肉屋回るってやつ。

その後に3人で麻雀するってのがお決まりの流れだった。

 

・友人S

こいつもブログのプロフィールページで若干登場してる。
とーし家であり、パチプロ。
僕にパチンコを教えてくれたやつ。

もっと言うと僕が退学してお金が必要になって
でも稼げなかった一番キツい時期に
もっとも支えてくれたやつ。

唯一同じ大阪住み。
中学からの同級生。高校も同じ。

10代からパチプロになって
確か高校の時に既にカブやってた。

2016年のイギリスのユーロ脱退関連で
一気に資産を失ってマイナス600万に。

その前後も天と地を
往復するような生活をしていたが
圧倒的なメンタルで持ちこたえてきた男。

 

ちなみに全員、中学が同じ。(KとAと和田は小学校も同じ)

中3から今までずっと仲がいい。
いつもこの4人で遊んでた。

親友だと言い切れる。

でも、普段は互いが友達だということを
認識してても絶対に口には出さない。

兄弟みたいなものだから
いちいち言うのが気持ち悪い。
そんな登場人物と近況。

 

じゃあ本筋。

 

 

4月1日の午後13時過ぎ。

 

14時から心斎橋でショップ巡りの
予定が入っている忙しい僕に友人Kから電話がかかってきた。

 

友人K「もしもし?和田」

和田「ああ、なに?俺今から忙しいんやけど」

友人K「いや、昨日Sの返済日やったんやけどな、Sが払えんの知っとるけど、一応連絡待ってたんな。

でもあいつまたしても連絡すらしてこんかったから(3ヶ月無視してる)

昨日夜から今までもう20回は電話したんやけど、全く繋がらんのや。あいつ絶対飛んだだろ」

和田「いや、あいつに限ってそれはないやろ。携帯なくしてるとか、負い目感じすぎて病みすぎて電話取る気力もないとかやろ」

友人K「そうやったらええけどな。つか和田からも電話しといてくれ」

和田「わかった。」

 

俺は(どうせ負い目感じすぎてKからの電話取れないだけやろ。俺がかけたら出るだろ)と思いつつ、Sに電話をかけた。

 

1度目(確か14時くらい)

 

出ない。

 

2度目(確か16時くらい)

出ない。

 

ぷるるるるって音は鳴るから
携帯の電源が切れてるとか、携帯代払えなくて解約されているとかではないことはわかった。

心斎橋ショップ巡り終了後、友人Kにそのことを伝える。

 

友人K「俺もあの後またかけたんやけど出んなー。申し訳ないけど和田、今日か明日にでもあいつの家行ってきてや」

和田「あーーー。まじかよ。めんどくさ。どうせ寝てるか携帯なくしてるか、電話無視してるかやろ。あと万が一逝ってたら俺ほんまにトラウマなるしな。。」

友人K「いや、大阪おるの和田だけやしな。どっか時間作って行ってくれ。頼むわ」

和田「わかった」

Kとの電話を切った俺は
仕事をするためにカフェに向かい

心斎橋にあるスタバで
22時過ぎまで作業をして店を出た。

店を出てからLINEを見てみると
友人K、和田、友人Aのグループチャットで
KとAがSについて話していた。

それまではどうせ
携帯落としただけだと思っていたから
後回しにするつもりだったが

どうもKがリアルに困っていたので
面倒だがSが住むマンションに行くことにした。

以下、実際のLINE。

 

和田「ええわもう。今から行く」

友人A「まじかよ。やば」

和田「どっちにしろやらないかんタスクやろ

仕事を先送りにするのは良くない(するけど)

お給料もらわな」

友人A「電車?」

和田「そっすね」

友人A「場所的にタクシーやないとしんどくないか(Sの家は最寄り駅から遠い)」

和田「わかるけど、高いやん」

友人A「部屋番号わかるん?」

和田「わかる。てかもうええかな。タクシーで。」

友人A「うん。俺なら絶対タクシーや」

和田「請求してええと思う?」

友人A「いや無理やろ」

和田「は?(別に怒ってない)」

友人A「自発的にやっとることやからな。てか第一に契約書ないから請求なんかできんやろ。まぁあそこまで状況悪いと(Sの借金のこと)それどころやなくなっとると思うな。とりあえず結果報告よろ」

和田「最悪なのは家に行って、おって、居留守使われることな。いや、家におらんのもだるいな。行った意味がない。どっか出稼ぎに行っとる可能性もあるな」

友人A「なんか恐怖展開しか思い浮かばんくてゾッとする」

和田「ほんまにやめて。トラウマになる」

友人K「もし家におって死んでたら警察救急車に電話。もし家におって普通にシカトしとったとすればもう利子はええけん、元金だけ返してもらって金輪際縁を切る」

友人A「1、普通に元気 2、生きてない 3、生きとるけど死にかけ(精神的に) 4、おらん 5、和田が刺される 6、居留守 思いつく可能性はこんなとこか」

和田「おい黙れ。死なれてたまるか。最悪な気分になる。トラウマやって」

友人K「お礼はする」

 

俺はこんなLINEをしながらタクシーに乗り込んでSの家に向かった。

LINEの内容見れば分かると思うけど

KはSが借金踏み倒して
飛んだと思っているから結構本気で怒り気味。

ちなみKは3年に一度くらいしか本気では怒らない。

Aは和田同様、第三者なので気楽でいつも通り冗談言ってるだけ。
この時はまだ誰も本当にSがそうなってるとは思っていなかった。

だからまだ余裕があった。

 

 

タクシーがSの家の前に止まる。

 

(最悪や。タクシー代3,000円もした。これをネタにSをいじって、とりあえず飯でも誘うか。んでおごらせよう。それでええわ)

 

そんなことを考えながら
タクシーから降りた時、Sの車が
駐車場に止まっているのがわかった。

今思えばなぜそうしたのか全く理解できないが

俺はマンションの階段を登ることなく
そのままSの車を見に行った。

車の中になんているわけがないのに。

けど、俺は車の近くまで行って
すぐ違和感に気づいた。

 

 

(フロントガラスが白い・・・なんで?)

 

前々からSから車をボロボロにしてしまったから車検通らなくて、かと言って修理する金もないから、そのまま廃車にするという話は聞いていた。

だからきっとこの白いのは
またいつものようにどっかにぶつけたんだろうなと思った。

(Sは注意力が散漫なので18歳の頃からよく車をあちこちにぶつける)

 

でもその考えは一瞬でズレていたことに気づく。

Sは車の中にいた。
春になったとはいえ、まだ夜は寒い。
それなのにSはエンジンもつけないで
運転席に背もたれを倒して寝ていた。

 

 

(ああ、ついに家賃も払えなくなって追い出されたのか)

 

俺はそう思った。

 

そして

(仕方ないからしばらく家に住まわせてやろう。)

(とりあえずこれから飯連れていってやろう。)

そんなことを思いながら
サイドガラスに顔を近づけてSの名前を呼んだ。

 

でも、Sは起きない。

 

結構強めにドアを叩きながら
何度もSの名前を呼んでみたが
それでもSは全く動かない。

 

変だなと思った。

 

でも、脳裏によぎる可能性を信じたくなかった。

だから俺はその違和感を一瞬で頭から消し去って

どうせ疲れすぎて熟睡してるんだろとか思い込んでみて

今度はSの頭に一番近い反対側に移動してドアを叩きながら、何度もSの名前を呼んだ。

 

だが、それでもSは動かない。

 

俺はまた反対側に戻り、じっくりSの顔を見てみた。

(Sは正面から見て車の右側に顔を向けてうつ伏せで寝ていた)

 

息をしている感じはしない。

 

それに背中が上下に動いている感じもしない。

 

この時になってやっと俺の頭は現実に追いついた。

でも信じたくなかった。

 

だから、もし自分でやったのなら
車の中に何かあるか、血が出ていると思って車内に目線を向けてみた。

すると助手席側の後部座席の足元に
七輪があるのが見えた。

その七輪を見て、俺はやっと
フロントガラスの白さの理由がわかった。

でも信じたくなかったから
すぐにフロントガラスを外から触ってみた。

この白い何かが指につくことを祈りながら。

 

でも、俺の指には何もつかなかった。

そしてすぐに、その白いものは
内側に付着しているものだという現実を理解した。

その直後、今度は助手席のシート上に
毎年地元メンバーとBBQをやるときに使っている
炭に火をつけるための着火剤が散らばっているのが見えた。

 

この時俺は、Sは暖を取るために
車内で炭を燃やしていたのではないかと思った。

 

本当はそうじゃないってことに気づいてたし
頭の片隅にその現実がチラついていたけど
全く考えないようにして、また何度もSの名前を呼んだ。

 

何度もガラスを叩いて、名前を呼んだ。

 

マンションの住民がベランダから出てきて
俺のことを見ていたのが視界に入ったが

万が一の可能性を頭から消し去るため、
俺はSのためというよりは自分のために
何度も名前を呼んだ。

それだけ呼んでみて、それでも反応のないSを見て
やっと俺はさっきから頭の片隅にあった
認めたくない事実を一部だけ引っ張り出すことにした。

すぐに110番した。

人生初めての110番だったのにあまり内容は覚えていない。

 

唯一覚えているのは、電話口の女性が
「救急隊も必要ですか?」と聞いてきたのに対して

俺は「でも、もしかしたら寝てるかもしれないので」と言い

女性から「少しでも可能性があるのなら絶対に呼んであげてくださいね!どうなんですか?」

と言われたこと。

 

事実を認めたくないから、
事実を認めたらダメな気がしたから

咄嗟に抵抗したのだと思う。

 

その後、サイレンが聞こえるまでは
何度もガラスを叩きながらSの名前を呼んでいた。

ガラスを自分が割るということも一瞬脳裏に浮かんだが

割ったら認めたことになるから
頭からすぐに消し去った。

とにかく最後の最後まで認めたくなかったんだと思う。

 

救急隊は思っていたよりもずっと早く到着した。

隊員のおじさんが俺に車のガラスを割っていいか聞いてきた。

俺は首を縦に振った。

隊員がガラスを割り、中からドアの鍵を開けて
Sに「兄ちゃん大丈夫か!?」と言った。

Sの反応はなかった。

そして時が経つにつれて
最初は車の前に6人はいたであろう隊員達が
どんどん車から離れて他の作業をし始めた。

車の前には2人の隊員だけになった。

 

もう隊員達が着いてから2分は経った頃、

やっと俺は隊員に「生きてるかどうかだけでも教えてください」って聞いた。

その先のことはほとんど覚えていないのに
この時隊員が言った言葉は鮮明に覚えている。

 

「死後硬直しているので。。もう身体が冷たくなってしまっていて、瞳孔も開いちゃってます」

 

頭が真っ白になり、何も考えられなくなった。

涙も出なかった。

 

よく小説なんかで「夢でも見ているかのよう」みたいなセリフがあるけど

その言葉がここにきてやっと腑に落ちた。

 

でも、俺が夢を見ていた時間は一瞬だった。

警察が俺の名前や住所、車の中にいる人物の名前や
自分との関係を聞いてきて、俺はそれらにすらすらと答えていった。

3人か4人の警官に似たような質問をされて
(なんでこんなに要領悪いんだ?)
とか思ってた。

 

でも最後、刑事課の人間だと名乗る人に

「Sの死に直結するような何かが最近なかったか?」

「心あたりはないか?」という質問をされた時に夢から覚めた。

 

俺は

Sは約3年前から投 資を初めたということ。

何度もお金を作っては投 資で資産を溶かし
その度にどんどん病んでいったということ。

直近では友人、親族にも頭を下げて
お金を借りていたということ。

約1年前に初めてロスカットで
600万円のマイナスを経験して
それをローンを組んで支払っていたということ。

その後も借金を増やしていたらしいが
誰にいくら借りていたとまでは
わからないということ。

でも1000万円は超えていて
おそらく1300〜1500万くらいだということ。
淡々と自分の知る事実を伝えた。

でも最後の最後まで肝心なことだけは言えなかった。
いくら負けてたとか、いくら借金してたとか
そんなのはいくらでも言えた。

 

でも、

 

”おそらくこういうことを考えて自殺に至ったのだろう。”

という仮説だけは口にできなかった。

 

だってたぶん合ってるから。

彼の心境を、表情を細かく
イメージできてしまうから

イメージしたくなくて
そこまでは話せなかった。

警察もそこまでは聞いてこなかった。
おそらく俺以上に彼のことを知る人は
この世にいないと思う。

親御さんよりも
他の友達よりも

間違いなく俺の方が彼のことを分かっている。
Sは中学の頃から友達で、どんな時も一緒だった。
21歳からは俺に稼ぎ方を教えてくれた。

親友だけど、師弟関係に近いものがあった。

俺が22歳で結果を出せるようになった時は
心の底から喜んでくれた。

いつか、もっと大きくなって
あいつに美味い飯を奢ってやりたいと思っていた。

Sを含むいつもの4人全員が成功して
マリーナベイ・サンズで
くだらない賭け事をしながら飲むのが夢だった。

俺はそのために生きてきた。

それが俺が心の底から
実現したいと思える理想の未来だった。

 

でも、その夢はもう叶わない。

 

警察の調査が終わってからは
すぐにK、A、和田の3人でグループ通話をした。

KとAは最初は暗かった。
声のトーンでそれはすぐにわかった。

でも2時間のグループ通話の中で
後半になるにつれて、だんだんいつもの声のトーンになっていった。

話してて分かった。

そうでもしないと現実が押し寄せてきて
潰れそうになってしまうから3人でテンション上げてただけ。

電話を切った瞬間、もうダメだった。

 

 

結局寝れないまま朝を迎え、早々にSの母から連絡があった。

 

内容は

見つけてくれてありがとう
ということと

今までありがとう
ということものだった。

 

その日はコンサル生とのスカイプがあったが
こんな状態で誰かのサポートなんて
できる気がしなかったので、日を変えていただけるようにお願いした。

その後師匠にだけメッセージを送った。

なぜ送ったのかはわからない。
気づいたら送信ボタンを押していた。

たぶん、師匠しか支えとなるような返信を送ってくださる人が他にイメージできなかったからだと思う。

我ながら依存体質だなと思う。

師匠からは昼頃に返信があった。

ボロボロ泣いた。でもそれに対して返信はできなかった。

 

昼過ぎにS母からまた電話があり
葬儀は明日大阪でやるということと、

もしよかったらK、A、和田には参加してほしいということを聞いた。

電話が終わってからは2時間ほど寝た。

起きたら意外にも頭はすっきりしていた。

 

 

葬儀に出るのは高校3年以来。

喪服も黒ネクタイも靴も持ってないので、急いでGoogleで調べて青木に行った。

途中、AとKともずっとLINEをしてて
Aも今揃えているということだった。

Aから「22時には大阪に着く」という話を聞いて

俺はそれまで自宅のベットの上で
ぼーっとSのことと、これからの自分のことを考えていた。

このまま意気消沈したら
絶対にダメだということだけは分かった。

自分自身のこと教え子のことを考えていた。

俺は必ずこの出来事から学びを得て、今後自分と出会う人を救ってあげないといけない。

それがSの最期を見送った俺の責任だというところまでは頭が働いたが、具体論までは無理だった。

 

22時になる。

 

梅田でAと待ち合わせして飯を食いにいった。

今思えば常識知らずというか、不謹慎だったんだろうなと思うけど
そんなこと全く頭になかった。

それよりお互い一人でいたくなかったのだと思う。

 

だから翌朝葬儀だというのに飯を食いにいった。

俺とAとSは毎月梅田で「肉会」という集まりをしていた。

内容はとてもシンプル。ただ3人で焼肉を食うだけ。

そして毎回誰か一人が奢る。

それを順番に繰り返していき、2巡目、3巡目と重ねるごとに店のレベルを上げていくというのが「肉会」。

 

肉会は去年から始めたから行ってきた店の数はたかが知れてるが、それまでもSやAとは19歳くらいからずっと梅田で遊んでいたから

梅田にはSを思い出させる「トリガー」が死ぬほど散らばってる。

 

「この店でこんなことあったよな」

「ここの店行ってたよな。内観がこうで、Sがこんな話をしてて」

 

俺たちはそんな話をしながら
Sと3人で食いに行ったことのある焼肉屋に入った。

 

店に入る前、Aが「いや、ここもトリガーやん」って言ったが

俺が「忘れられるもんでもないし、この際トリガー引きまくろう。」って言って中に入ることになった。

 

Aとは本当にいろんな話をした。

 

最初はSの話をしてたが

やっぱり、脳が拒否反応を出すからか、自然と話はいつものビジネスの話になった。

でも話のオチや合間はSの話だった。

その度に涙が出そうになったけど
互いの涙見るなんて気持ち悪くて仕方ないので堪えた。

でもAが石井裕之さんのTwitterを
見せてきた時、ついに限界が来た。

 

ちなみに石井さんは自己啓発とか
セラピストとして有名な人で

それこそ俺なんかとは次元が違うほど
多くの人を救っている。

Aはそんな石井さんが
2016年2月14日のTwitterで
語っていた内容を俺に見せてきた。

 

以下、引用。

 

「僕は、過去も現在も未来も「いまここ」に構造的に同時にあると信じています。限定された存在だから、人間にとっては時間というものが流れているように思えるだけです。

「誤解をおそれずに言えば、誰かを想う時、その人が生き返るのです。」

「というよりも、むしろ、相手が想うから、こちらのこころに相手が浮かぶのです。これは思いつきではなくて、セラピストとしての経験から僕が確信するにいたったことです。」

「亡くなった人が残された愛する人たちを想う時、その人たちのこころに想い出が浮かぶのです。思い出してあげることで、亡くなった人はしあわせを感じるのです。記念日の意味は、そこにあります。」

「むかし、「死んだ子供のことがずっと忘れられなくて苦しい」という人がいて、「それはあなたが忘れられないんじゃなくて、お子さんがあなたを思い出してくれているんですよ」と話したことがあります。その人の場合、そう考えたら気持ちが明るくなったらしい。」

「科学的でないの怪しいのって意見が、そこにどんな意味をもちますか。お母さんが明るい気持ちになったなら、そっちの方が真実でしょう。」

「科学と愛がぶつかるなら、科学が愛に道を譲るべきだ。でも、ほんとうの科学者なら、愛と科学がぶつかるなんて考えないでしょう。きっと「愛と科学は同義語だ」と言ってくれるに違いない。

 

俺は前々から、Aは俺よりも真理を分かってるなと感じていたのだが、その理由が分かった気がした。

こんなインプットを10年も続けているのだから、Aが俺より真理に近づけてるなんて当たり前だなと。

同時に、石井さんがいかに本物であるかを再認識した出来事だった。

 

そしてそんなことよりも
ただ単に感動しすぎて涙が溢れた。

少しだけ楽になれた。

思い出すと辛いからと言って忘れる必要はない。

俺が思い出すことで、Sはしあわせを感じる。

そういう考え方にすれば
思い出すことの辛さは半減されるし

”忘れる必要はない”という概念が
これまでのSとの想い出を全肯定してくれたように感じて楽になれた。

 

その日、Aとは深夜の2時過ぎまで話した。

 

 

4月3日午前9時。

 

昨日買い込んだ服を着てSの告別式に出た。

あとから知った話、御香典に新札を使っちゃいけない理由と同じで

喪服も買ったばかりのやつを着て行ったら”事前に準備していた”という解釈になって失礼に値するという話をGoogleで知った。

事実かどうかは知らない。

 

家族葬だと聞いていたので
式の前に顔を見れるだけだと思っていたけど

親御さんの計らいでAとKと俺は
最初から最後まで居ていいことになった。

 

火葬前にSの顔を見たら
高校の時のSそっくりな顔になっていた。

たぶん髪を切って
高校の時の髪型にしたのだと思う。

その姿を見て、やっぱり親御さんやご親族は
高校以降のSのことをあんまり知らないのかな?と思った。

俺には葬儀の知識が全くないので実際どうかは分からないが、もしかしたらご親族にとって一番思い出深い時期の状態にするのが通例なのかもしれない。

 

棺の中には4人で何年間も遊んだ、想い出のトランプを入れた。

会場につくまでは
「パチンコ玉入れてやったらS、あの世で爆笑するんじゃね?」とか3人で冗談言ってたが

本当に入れたらご親族にキレられる気がしたのでやめた。

 

式の最中はずっと3人でいたから意外に平気だった。

もっと大泣きするものだと思ってたから
自分って実は冷たい人間なんじゃないか?とも思った。

 

火葬が終わり、骨上げ?に移った時
担当のおじさんがSの足元にある物体に気づいた。

 

おじさん「これは、、何か手帳のような紙ですね」

 

火葬前、俺はAとKに

「トランプって跡形もなく消えるんだろうか?残ってたらなんかいいよな。」って話してて

Aが「いや、残らんやろ。何千度とかあるんやで」って言ってが、残っていた。

 

「ああ、Sに届けられたようでよかったわ。とりあえず俺らがいくまで一人で特訓しとけ」

とか思ってたらまた涙が出てきた。

 

 

葬儀が終わってからは3人でパチンコを打ちに行った。

 

百戦錬磨だったあいつが、最後の最後で勝つことのできなかった台で俺らが勝つことがあいつの敵討ちになると思ったから。

もちろん、喪服のまま行った。

どこの世界に葬式帰りに喪服でパチンコに打ちにいく奴らがいるんだって話だが

その普通じゃない感じが中学校からの俺らの「在り方」だったから、最後の最後までそれを突き通した。

 

あの世のSが「www」って笑ってるのが容易にイメージできた。

 

 

打った台は「天下一閃」。

 

カイジを知っている人ならイメージできると思うけど、沼と同じく普通の台ではない。

一つの玉を入賞口に入れたら当たり確定。

 

生前、Sはこの台で日当5〜10万円の期待値を積んでいたのに勝てなかったらしい。

たぶん、冷静な判断のできる精神状態ではなく、期待値計算を間違えたか

本当に確率の下ムラを引きまくってしまったのだと思う。

 

俺は正直、負ける気がしなかった。

 

勿論、この日は3人でのノリ打ちで各自釘も期待値も見てない。

ただの運ゲー。

やってることはオカルト信じて大敗しまくってる一般人と同じ。

理論上は負ける可能性の方が遥かに高かったと思う。

 

でも、この状況下で負けることは「絶対にない」という自信があった。

 

そしてその自信はすぐに証明された。

 

まず最初に僕が当たり、その後にKが当たり、無事Sに報うことができた。

 

たぶんあいつあの世で「なにしてんねんwwまぁありがとな」とか言ってると思う。

で、「二度とやるなよ」って言ってると思う。

 

んなことあいつに言われなくてもパチンコなんて金輪際やらないが。

 

その後A、Kと別れて帰路についた。

 

 

帰ってからはやっぱりキツかった。

昼間は3人で居たから良かったけど、やっぱりまだ一人になるとSとの想い出や、最後の姿が頭をよぎって冷静ではなくなる。

 

でも、Sはいつも俺に自分の失敗談を通して「和田はこうなるなよ」的なことを暗に伝えてきていた。(直接言われたことはたぶんない)

 

だから僕はSの死から学ばないといけないと思った。

 

そして、絶対に潰れちゃいけないし、むしろより大きくなってSを安心させてやらないといけないとも思った。

 

だから帰宅後さっそく考えた。

どうしたらもっと成長できるのか?

どうしたらSの死から得た学びを血肉にすることができるのか?を考えて書き出した。

 

具体的な行動論をいくつか書き出してみたところ

それらを実践することの明確な指標、道標的なのが必要だと感じたので、それも考えた。

そしたら答えはすぐに出た。
だってそれは生前、Sがずっと言ってたことだから。

そしてそれは僕が持っている目標とも重なる。

 

「これからの若い世代が
お金、投 資、起業について
真の教育を受けられる環境を作る」

 

Sは僕と飯食っている時、酒も飲んでないのにいつもこの話をしてた。

記憶が定かじゃないけど、4年か、5年前くらいからずーーーっと言ってた。

 

僕は自分が起業して結果出すまではいまいちピンと来てなかったが

結果を出して情報発信するようになってからは
彼のこの夢、理想とする未来の素晴らしさが分かった。

 

僕はこの「お金、投 資、起業」については以下ように解釈している。

 

お金の授業

→お金を守るため
お金を集めるため
お金を働かせるために
貨幣、信用について学ぶための学問

 

投資の授業

本来の意味の投 資について
学ぶのは勿論、

時間の使い方
お金の使い方

について学び
それらをどのように運用していけば
人生をより良いものにできるのか?
を知るための学問。

 

起業の授業

人の動かし方。
信用を集める方法。
社会との付き合い方について学ぶ学問。

 

どれも現代の日本教育では一切教えてもらえない学問。

にも関わらず、これらを学び実践に落とし込めなければ、一生自由は手に入らない世界に僕らは大人になってから飛び込む。

 

でも多くの人は学ぶことすらせず、臭いものに蓋をする。

「このままで大丈夫」
「みんな(たかが自分の周りの数十人)わかってないし大丈夫」

と思い込んでみて、目を背ける。

 

「国がなんとかしてくれる」
「日本はまだまだ大丈夫」
「ウチの会社は大丈夫」

「だから・・・頑張らなくていいや。」

 

そうして一切努力をしようとしないにも関わらず、自由は求める。

努力はしたくないけど、
経済的に自由になりたい。
精神的に自由になりたい。
充足感溢れる生活を送りたい。

と破綻した理論を展開し

いよいよ危機が迫った時、自分勝手に「助けて」と嘆く。

 

自業自得。

努力もしないで豊かな生活なんて送れるはずがない。

そんな中学生でも分かることが大人になるとわからなくなる。

 

あるいは真面目な人でも

中途半端にお金、投 資、起業について学び

誤った実践を繰り返し、いずれ大敗して消えていく。

 

そんな人をSは何人も見てきたと話していた。

僕も腑に落とせるくらいには見てきた。

 

そして、今回のSの死をもって
S自身もその渦に飲まれたことを理解した。

 

すごく悔しかったと思う。

まだ24歳。

いくらでもやり直せたはずなのに
Sはすべてを抱え込んで逝ってしまった。

 

それには彼自身が
上記の学問について、理解の”深さ”が足りてなかったということもあるだろう。

だから、大前提として今後この世界にやってくる若者には真の学びを提供してあげたいと思う。

それがSのためになると思うし、僕自身のためになるから。

もうこれ以上、目の前で誰かを失いたくない。

 

そういえば昨日、コンサル生と面談をしている時にこんな質問をされた。

 

「和田さんとお友達の違いはなんだと思いますか?」

「和田さんもSさん同様、絶望した時期があった。でも和田さんは乗り越えることができて、Sさんはできなかった。なんでだと思いますか?」

 

今思えば、今後に活かすための本質ついてきてるなって思うが

このコンサル生も一時期和田以上の絶望を味わっているから、こんな質問を僕にしてきたのだと思う。

 

答えはすぐに出た。

 

”自分にはSという道標があったが、Sにはそれがなかった。”

 

僕が借金と成功できない自分への負い目で絶望している時、何度も何度もSが支えてくれた。

「大丈夫やから。絶対お前なら結果出るから。」

僕を慰めるためじゃなくて
あいつは本気でそう思ってくれてたし
そんな言葉をかけてくれた。

なにより、Sが先を走ってくれているという安心感がいつも僕を絶望の淵から救ってくれた。

 

実は先日、同じことを友人KやAにも言われた。

彼らは僕よりも後に起業の世界に入ってきたから
彼らにとっては僕が道標だったらしい。

 

「和田がいたから耐えられた」

「和田がいたから諦めずに済んだ」

そう言ってくれた。

 

でも、Sにはずっとそれがなかった。

 

前には誰も走ってない。

真っ暗な闇の中を、自分だけを信じて走っていた。

常にSの背中を見ていた僕や、僕の背中を見ていたK、Aとは比べものにならないほどの苦しみがあったと思う。

 

そしてSは大敗し、絶対的な自信があったパチンコでも最期の最期で負け、今まで死んでもやらなかった親戚、友人達への借金も作った。

そしてそれらも全て溶かしてしまい
自分への自信は崩壊していった。

もう、これ以上闇の中は進めない。

親友のKにも顔向けができない。

だから、終わりにしたんだと思う。

 

でももし、あいつの前に誰かが走っていたら

もしあいつの横に誰かがいたら、それはなかったかもしれない。

そう考えると吐きそうになる。

なんで一緒に走ってやらなかったんだと
なんでずっと背中見てたんだと後悔が押し寄せてくる。

 

でも、そんなタラレバを言ってても何の解決にもならないことは分かってる。

だから、考えた。

 

考えた末に、Sがやりたいと言っていたビジネスコミュニティを絶対に作ろうと思った。

その理由の一つはさっき話した。

お金、投 資、起業について
真の教育の機会を作るため。

 

二つ目が今の話。

 

ビジネスコミュニティを作れば
少なからず、受講生の前には僕や、講師陣が走っていることになる。

そうすると彼らは僕らの背中を見ながら走れる。

だから絶望の淵に立っても最期の一線は超えずに済むかもしれない。

 

それになにより、コミュニティには並走してくれる仲間がいる。

もし僕や、その他の講師陣が全滅しても
仲間と手を取り合って生きていってくれると思う。

だから僕はやっぱり、コミュニティを作ってあげたいと思った。
もう二度と後悔したくないから。

 

まぁ、そう考えると

「作ってあげたい」

ではなく

「作りたい」

の方が正しいな。

結局人なんて自分のことしか考えられない。

 

実はここまでSの死を腑に落とせたのには
2つのインプットのおかげだったりする。

Sが死んだその日から今日まで

精神の支えとなる言葉を探していろんなインプットをしていたが

救われた話が2つある。

 

1つ目がこれ。

出典:http://www.maniado.jp/

 

僕にとってSはエースみたいな存在だった。

 

2つ目は某著名起業家の方の動画。

今ドバイに住んでいる人で、ネット業界で彼の名前を知らない人はいないって言えば分かると思う。

大衆は彼のことを批判するし、僕の読者さんも批判する人が多いと思うけど、それは本質が見えてないだけ。

あまりのステージの違いに本質が読み取れないから、「理解できない領域」に踏み入れるのを恐れて拒否してるだけ。

僕も2016年になってはじめて本質が薄っすらと見えてきたくらいだから。

僕は本当に彼の言葉に救われた。

 

皮肉かな。Sは彼のことをあまり好きではなかったんだけど。

 

 

 

最後に。

Sへ。

 

お前さ、それはやったらいかんやろ。

俺もKもAもアホみたいに病んだんやからな。

マジで許さんから一回実体化して出てこい。
一発殴らせろ。で、すぐ戻れ。

あの世で一人トランプやっとけ。
それがお前の罰や。

で、まぁもうこの件はそれでええけど

お前を火葬する前、
棺に何を入れるか?
ってのをKとAと話したんな。

で、結局は空気読んで
トランプだけ入れたんやが

候補で上がったのが

・麻雀牌
・パチンコ玉(耳に詰める)
・スマブラ(wilの)
・猫(お前が好きなん)
・ぬいぐるみ(お前の家とか車にあるやつ)
・形見

やったんな。

まぁ最後の以外全部ネタなのは分かると思うが
最後のをわりとマジで考えたんな。

で、ないわけよ。

別にお前からもらったものなんて
ないなーって思って、
結局形見は却下になった。

でも、あとで気づいたんやが
「本」があるんな。

前に俺がお前に
「情報発信しとるのに株とか
投資の知識なかったら恥ずかしいから
なんかおすすめの本ない?」

って聞いた時あったやん?

あの時にお前が俺にくれた超初級の本。
あれがあったなーと。

まぁもう棺ないから入れれんけどな。

これあれか。嫌味か。

「お前も株やってミスってこっちこい!」
っていうメッセージか。

せんわアホが。お前でダメやったのに
俺がうまくいくわけないやん。

まぁ10年後とかはわからんけどな。
確実に俺、お前超えてるし。

 

まぁ、、

10年間、最高におもろかったわ。
ほんまにほんまにおもろかった。

特にKとお前のやり取りは神がかってたな。
もう二度とあんだけ笑える日は来んのやろーなと思うわ。

俺はいつもお前に教えてもらってばかりやったな。

でも、もうそうもいかんから
しっかり自分の足で立って
今度は俺が周りを救っていくわ。

あとのことは俺に任せとけ。
お前の夢は俺が叶える。

またな。S。

 

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インターネットを活用した物販ビジネス、及びSNS集客・MEDIA運営のプロフェッショナルであり、ビジネスブログ「WORLD BUYERS SHOP」を一人で運営しているメンズ。趣味はダンス。踊る時の表情が豊か過ぎてみんなに「顔で踊ってるだろ」と言われること6年。”誰もが自分軸で生きやすい世界に。”という理念で講演活動を行う真面目な側面もある。旅好き。

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