【あなたはどっち?】BUYMA(バイマ)論争!薄利多売と高値売り。結局どっちが最強なのか
今回の記事はバイマ初心者の方々が混乱しがちな「高値売り」と
「薄利多売」それぞれのメリットとデメリットについて。
そしてその2つを組み合わせることで最強のアカウントになるんだぜってことを解説していくよ!
時は平成。BUYMA戦国時代。
群雄割拠のこの時代に圧倒的な”武”を持ってして
秦国内にて武功を上げ続けている対照的な2人がいた・・・
高値売り最高!先月なんか取引件数たったの20件で月利50万だぞ!
高値売り将軍(男)
薄利多売最高!評価も取引件数も多いからアカウントの総合評価が低くなることないし、売上超安定するわ!
薄利多売将軍(女)
それまでお互いに牽制し合いながらも
直接対決を避けていた2人が、、今!!ぶつかる!!!
もくじ
さぁ戦を始めようか
初陣(メリット)
「高値売り」はな
①高値で売りやすいハイブランドを扱うので取引件数を抑えることができ、短時間で売上を上げることができる。
②高値でも商品を買うような「時間をお金で買う人達」「店舗に行けない人達」、つまり経営者や開業医、芸能人、スポーツ選手がお客様になってくるので、成功するまでの間に様々な苦難を超えてきたこの人達は比較的温厚でクレーム率が低い。(芸能人の場合、こんなところで怒って炎上するわけにいかないので、ほぼ100%「満足」の評価で終えてくれる)
③値下げ競争にならないのでどんどん出品していけて、人を増やせば増やすほど簡単に売上を伸ばせる。
④高値でも商品が売れるようになれば、値段以外で他と差別化させる力が育つので、情報発信や何か自分で作った製品・サービスを世の中に提供したい時でも力が生かせる。
⑤利益がっつり取っているから利益率が悪いせいで事業が回らないなんてことはない。
っていうメリットあるんやぞ!
高値売り将軍(男)
何よ!そんなの全然凄くも何ともないわ!だいたい、薄利多売にだって
①月間の取引件数が多くなるから、評価減でアカウント停止みたいなリスクが無い。
②廉価なスマホケースや財布はメルカリやフリルやヤフオクでも拡販がしやすく、トータル月収を伸ばしやすい。
③毎日数個~数十個の到着通知があるという安定で心が安らぐ。
というメリットがあるのよ!
薄利多売将軍(女)
山陽攻略戦(デメリット)
デメリットなんてねぇが、強いて言うならこんなもんだな。
①アカウント作成後最初から高値売りオンリーで攻めてると、評価が集めにくく、「不満」や「どちらでもない」が付くとすぐ総合評価が3.0を割ってしまう。
②高値でも売れるブランド、アイテム、状況を把握するまでの期間、なかなか個数が売れないので精神的に持たない人もいる。
高値売り将軍(男)
私も無いけどね。まぁ・・
①規模を大きくしようとすると、どうしても出品外注、リサーチ外注、発送外注も人数が必要になりコストがかかる。
②「フル外注化」を完璧にしていないと、月収30万を安定させるだけでも膨大な時間がかかってくる。外注さんが数人、お仕事ができなくなった時に一気に自分に負担が圧し掛かる。
くらいかしら。
薄利多売将軍(女)
合従軍戦(ライフスタイル)
高値売りで攻めてる俺様の華麗なるライフスタイルはこれだ!
バイマ実働時間は1日1~2時間。出品も発送もスタッフに任せてるし、高値売りはリサーチの外注化も簡単だからそれも任せて
俺は毎月雑誌発売日に書店でニヤニヤ攻めるブランド・カテゴリーを見て、その足でカフェに立ち寄ってMacBookで担当に
「今月はこんな感じで攻めようと思うので宜しく!」って伝えて、近くの直営店でサクッと利益2~10万稼いでタクシー拾って家帰って漫画読んでるぜ。
高値売り将軍(男)
何よ。あまり変わらないじゃない。
私だって実務はほとんどパートナーに任せてるから、実際自分がやっていることなんて経理と問い合わせ担当さんでは返答が難しいクレームの処理くらいよ。
1日1時間か長くても2時間ってところね。あと私は高値売り男君みたいに不真面目じゃないから、空いた時間で他のビジネスも立ち上げていて
バイマ以外の収入も合わせるとあなたになんか負けてないわ!
薄利多売将軍(女)
どっちでもええわ!
あ、あなたは!?
高値売り将軍(男)
ちーっす!秦王でーす!
秦王NAOYA
※そろそろお気づきだと思いますが、漫画「キングダム」をインスパイアしております。
ファンの皆さますみません。著者の「原泰久様」申し訳ございません。子供の遊びなので許してください。
どっちが上とかどっちが下とかそういう答えの無い子供みたいな話やめとけ。品位が感じられんな。
これからバイマを始める一兵卒(初心者)、まだまだこれからの100人将共(月収10万円級)に
「結局どうミックスさせていけばバイマの売上を伸ばしやすいのか。そしてその後の人生に役立てれるのか」を伝えていくのがお前ら将軍の仕事だろ。
秦王NAOYA
・・・すまない。秦王。頭に血が上っていた。
高値売り将軍(男)
そうね。秦王の言う通り。私たちにこんなくだらない内部争いをしてる暇はないわ。秦国内の兵力を底力を上げるためにも、今優先すべきは若い世代の育成ね。
薄利多売将軍(女)
構わんよ。
秦王NAOYA
〜こうして三日三晩続いた秦国内の身内抗争は平定に向かったのである~
2つをミックスして考えればいい。
こんばんは。和田です。
尋常ではなく前置きが長かったのですが、一応中身はちゃんと書いていたので
皆さまがめげずここまで読み進めてくださっていることを祈りながら
続きを書いていきたいと思います。笑
結局、どっちがいいのか?
今回、「高値売り」と「薄利多売」のどちらが優れているのか?というテーマについて
前置きで双方のメリット・デメリット・ライフスタイルという3つの視点でご説明させていただきましたが
どちらにしても最終的に行きつくライフスタイルは変わらないので
どうミックスさせるか?がポイントかなと思います。
自分の環境に応じて上手にミックスさせよう
そこで今回は「専業主婦」の場合のミックス方法について解説させていただきますので
そちらを参考に「貯金がもっとある俺はこうしたらいいかな~」
「作業時間がもっと取れる私はこんなことができるな~」っていうのを考えて
今後のパーソナルショッパー活動に生かしていただければ幸いです。
- 年齢:31歳
- 性別:女性
- 貯金残高:30万円
- クレジットカード枠:120万円
- 1日に副業に使える時間:3時間
- お住まい:東京都内
- バイマで稼いだお金は自由に使っていい。家に入れるという家庭内ルールは特にない。
- 目標:1年以内にBUYMAで月収50万円以上をコンスタントに稼げるようになりたい。
という方の場合。(条件によってミックスの仕方、タイミングは変わります。)
【全体像のイメージ】
月収20万ラインまで:資金と評価と経験値作りのために薄利多売
月収50万ラインまで:高値売りをミックスさせて自分の労力削減と、取引件数を抑えることで業務ミスを減らす。
月収100万ラインまで:評価が下がった時だけ有在庫即発も混ぜる。
①アカウントを作る
以下、省略。
↓
②200~300品自分で出品して経験値を積む。
扱う商品の価格帯は1~5万円の物をメインに。
評価が貯まってない時に「不満」や「どちらでもない」を食らうと
一瞬で総合評価が「3.0」を下回ってやばくなってくるので、まずは件数をこなす意識。
1、ロンハーマン
2、NIKEスニーカー、サンダル
3、その他国内直営店買い付けで回せる物
4、iPHONEケース
これらで評価を貯めながら、常にミドルブランド(単価7万円以下くらいの商品)のリサーチも怠らない。
貯金が30万。カード枠が120万あるので、上記のような廉価商品であれば在庫販売も取り入れる。
例えば、とにかく売れるiPHONEケースを見つけて
出品して受注が続けば一気に5個とか10個買い付けること。
送料も削減できるし、国内発送・即発で攻めると受注速度がさらに増す。
バイマでの取引件数を増やすことが目的なので
メルカリ、フリル、ヤフオクでの拡販は
よっぽどキャッシュフローがキツくならない限りやらない。
最初に上記のような攻め方を取り入れるのは、アカウントの取引件数の「母数」を増やして
その後、高値売りしやすいブランドに移行した時、キャンセル率が増えても
総合評価に大して影響が出ないようにするためである。
「高値で商品を売るためには評価が必要だから」ではない。
評価ゼロでも10万円、20万円の商品は全然売れる。
↓
この時点でリサーチ方法がズレてなければ
最低でも月利5~10万。無難に20~30万は稼げている。
評価も30~100貯まっているのなら十分。
※ここに至るまでの速度の目安:2か月
↓
③出品を外注化させつつ、カード枠の増枠申請・新規発行をする。(高値売りに移る準備)
↓
出品の割合を
1~5万円の薄利多売商品:5割
有在庫で回せる薄利多売商品:2割
5~7万のミドルブランド:3割
という状態から
1~5万円の薄利多売商品:0割
有在庫で回せる薄利多売商品:2割
5~7万のミドルブランド:5割
10万~20万までのハイブランド:3割
へと切り替えていく。
↓
高値売りをするということはつまり、1商品あたりの売れる確率が下がるということなので
その分を出品量でカバーできるようにミドルブランド・ハイブランドの出品は完全自動化させて
月間出品数1500~2000程度まで見据えて進む。自分は在庫販売の商品の管理と市場分析が仕事。
(この段階で月収40~50万は達している。貯金残高も無駄使いしてなければ100万以上絶対にある)
ここに至るまでの目安の速度:6か月~8か月
↓
出品の割合を
1~5万円の薄利多売商品:0割
有在庫で回せる薄利多売商品:2割
5~7万のミドルブランド:5割
10万~20万までのハイブランド:3割
という状態から
1~5万円の薄利多売商品:0割
有在庫で回せる薄利多売商品:0割
5~7万のミドルブランド:4割
10万~20万までのハイブランド:4割
高値売りで回せる有在庫商品(ハイブランドの希少な財布や限定カラー物など):2割
へと切り替えていく。
↓
ミドルブランドはハイブランドに比べて高値売りがしにくいので
その分、普通に価格で勝てるようにセレクトショップVIP優待を上手く使うこと。
これで利益率20%は切らない。
ハイブランドはもっぱら高値売り。
管理表で出品価格と利益率を自動計算できるようにしておいて
あとは外注さんを2~3人に増やして耐えず依頼。
有在庫で回す商品は財布かバッグがいいだろう。
キャッシュフローがキツくなったとしても最悪、ここまで金額を落とせば2~4週間以内に売れる。
という見込みがある商品を基本は1~2か月で売るイメージで回す。
わざわざ有在庫を取り入れる意図は
1、国内発送・即発商品なので「発送までの平均日数」を短くできる。
2、国内発送・即発商品なのでお客様からの評価のほぼ全てが「満足」評価になる。
3、ハイブランドで1品あたりの平均利益を3万強取っていたとしてもそれを毎月超安定させるのは
それなりに難易度が高いので、月収50万以上を安定させたければ定番商品且つ、利益15,000円以上取れるものをコンスタントに売れる体制を作っておく。
ここに至るまでの目安の速度:10ヵ月~12ヵ月
【当初の目標】1年以内にBUYMAで月収50万円以上をコンスタントに稼げるようになりたい。
達 成。(パチパチパチ)
結論はこう
高値売りのメリットである「心安らかな成功者がメインの顧客になり、ノーストレスで活動できる」
というのを取り入れた方が、バイマ活動を長く続けていける。
というのが僕が2年間バイマをやってきて思っていることです。
バイマ楽しくない。お客さんとの絡みが苦痛。ってなるとやる気無くなりますよね。笑
あと薄利多売で月間取引件数を200。ならまだしも
300~400という規模にしていくと当然外注さんに相当依存することになり
その方々が出産、再就職、他にやりたいことができた。などの理由で辞めた場合に
1日3時間しかバイマできない。という条件ではアカウントを回すことが不可能になるので
僕的に、副業でバイマをされる方は出来るだけ月間取引件数=発送量とお問い合わせ件数を少なくして
自分一人でもやれなくはないという状況にすることが重要だと思っています。
だけど、貯金が少ない内は「高値売り」だけで攻めるのは難しいし
最初から「高値売り」だけで攻めてると、高値売り=高価格帯をメインに扱う。ということなので
月間取引件数が少なくて初心者にありがちな「言い回し」のミスによってお客様が激昂した場合に
「不満」を食らうとアカウントの総合評価がやばいことになる。
という2つの理由から最初は薄利多売に重心を置き
自分の貯金残高とクレジットカード枠、人員を考慮しながら
徐々に高価格帯にシフトしていくのがベストだという結論になりました。
あなたオリジナルなミックス方法を考えてみよう
今回お伝えしたのはあくまであの前提条件の場合(専業主婦。1日3時間。キャッシュそんなにない)
和田ならこう教えるかなっていう例でしかないので
あなたが会社員なのか、学生なのか、主婦だけど稼いだお金の半分は家に入れないといけないのか、など
環境によって動き方は色々変わってきます。
でも、どんな環境にせよ僕は
あらゆる手を受け入れて、必要とあれば今の手法をすっぱりと止めるという意識が重要だと考えています。
「高値売り」が最強!「薄利多売」なんてクソくらえ!
「薄利多売」が最強!「高値売り」なんてクソくらえ!
なんて両極端な発想は持たずに、状況に応じて使い分けれる人がプロだと思うし
物事を多角的な視点で見れる人だけが生き残っていくかなと思っています。
在庫販売が最強!無在庫はクソ!
無在庫が最強!在庫はクソ!
っていうのも同じことですね。笑
参考になりましたら幸いです。